2010年7月23日金曜日

内関(ないかん)というツボ

  
内関(ないかん)は、

手厥陰心包経であり、

陰維脈(いんいみゃく)の宗穴です。

は、内臓、内側という意味です。

は、出入りの要所という意味です。

内関(ないかん)は、内臓と深く関係する関所の役割から

この名が付けられました。



内関(ないかん):前腕にあるツボで、

手のひら側の手首のしわの中央から

肘に向かって指幅三本分のところ。

腱と腱との間にあります。      

表裏に外関と相対しています。   


イライラして精神的なストレスがある時や、

それによる食欲不振などに効果があります。

他に乗り物酔いや、動悸を抑える効果もあります。


陰維脈の病症

心下部のつかえ、腹痛、生理通、

食物が消化しない、裏急後重、

心臓病。



10今日の  

      朝露の

          消(け)やすき我が身

               老いぬとも

・           君をおもいて

                 灸をたしなむ

万葉集より


解説: 朝露(あさつゆ)のように消え入りやすい私ですけど、

    年をとっても、お灸をしていれば、

    若さを保ってあなたといられるでしょう。


7月23日 今朝の散歩道から  田んぼの朝露

朝露があまりにも輝いているので、

うその万葉集を書いてしまいました。m(._.)m



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